2015年度
「防災教育を中心とした学校安全フォーラム」のご案内
2015.11.13
目的
宮城県教育委員会では東日本大震災の教訓を踏まえ,各学校園における防災教育の充実を図ると共に防災管理体制の整備を進めている。「みやぎ学校安全基本指針」に基づいた指導教材として副読本を作成・配布するとともに,その活用について推進協力校で研究開発を行っている。さらに,防犯を含む生活安全教育や交通安全教育についてもその重要性を認識し,児童生徒の安全・安心を守るための教職員研修等一層の充実を図ることとしている。
また,東北大学災害科学国際研究所においては第3回国連防災世界会議をきっかけに防災教育国際協働センターを設置し,防災教育日本連絡会や日本安全教育学会をはじめとした国内外のネットワーク構築,学際研究,人材育成を推進している。
震災から5年が経過しようとしている今,国連防災世界会議で採択された仙台宣言の実現に向け国際的な視野に立って,これまでの取組や活動について広く国内外に発信すると共に,研究機関や教育実践機関等が互いの取組について理解を深め,課題解決に向けた協議を行い,今後の防災教育を含む安全教育,安全体制の発展に資する。
主催
宮城県教育委員会 東北大学災害科学国際研究所防災教育国際協働センター
後援
防災教育日本連絡会,日本安全教育学会,全国学校安全教育研究会,東京都学校安全教育研究会,学校安全教育研究所,宮城教育大学教育復興支援センター,東北地理学会(申請中)
日時
平成28年1月22日(金)9時30分開会(9:00受付)
会場
宮城県岩沼市民会館大ホール(岩沼市里の杜1-2-45 電話:0223-23-3450)
参加対象
教職員(防災担当主幹教諭,防災主任,養護教諭等),市町村教育委員会担当者,大学等の研究機関,防災教育関係者 等。
日程及び内容
【午前の部】 未来をひらく地域に根差した安全教育~
9:30 開会 | (9:00 受付開始) |
9:30~9:40 | 【開会行事】 あいさつ 高橋 仁(宮城県教育委員会教育長) 趣旨説明 佐藤 健(東北大学災害科学国際研究所・教授、防災教育国際協働センター・センター長) |
9:40~10:30 | 【特別講演1】 高野孝子(早稲田大学留学センター・教授、NPO 法人エコプラス・代表理事) 「地域に根差した教育~持続可能な社会づくりへの試み~)」 |
10:30~10:40 | 休憩(10分) |
10:40~12:00 | 【パネルディスカッション】 「子どもたちの安全を守る地域と学校の体制整備について」 パネリスト:宮城県防災教育を中心とした実践的安全教育推進委員10名 事例発表:岩沼市,石巻市,柴田町担当者 |
12:00~13:00 | 昼食・休憩 |
【午後の部】未来へつなぐ防災教育
13:00~13:50 | 【特別講演2】 トミー・ムリア・ハッサン(インドネシアアチェ津波博物館・館長) 「アチェにおける津波アーカイブと教育への活用」 ※逐次通訳あり |
13:50~14:00 | 休憩(10分) |
14:00~14:30 | 【防災教育推進協力校実践発表】 ・地域連携の組織体制整備による防災教育推進事例(依頼中) ・防災教育副読本を活用した効果的な防災教育実践事例(依頼中) |
14:30~15:10 | 【報告1】 森本晋也(岩手県教育委員会事務局学校教育室・主任指導主事) 「復興・発展を担う人づくりを目指して~岩手県における復興・防災教育~」 【報告2】 吉川武彦(福島県教育庁義務教育課・指導主事) 「『生き抜く力』を育む福島県の防災教育」 |
15:10~15:20 | 休憩(10 分) |
15:20~16:10 | 【講 演】 藤田大輔(大阪教育大学・教授、学校危機メンタルサポートセンター・センター長) 「SPS(セーフティプロモーションスクール)認証による学校安全の充実(仮題)」 |
16:10~16:20 | 【閉会行事】 あいさつ 松本文弘(宮城県教育庁スポーツ健康課長) |
16:30 | 閉会、解散 |
参加申し込み
以下のフォームにご入力の上、「入力内容の確認画面へ」ボタンをクリックしてください。
必須 マークの項目は入力必須となります。
弁当(幕の内・お茶つき600円)の注文を受け付けます。 なお、お弁当代は受付時に徴収します。
申込期限 2015年12月24日(木)
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