東北大学 災害科学国際研究所 プロジェクト連携研究センター 防災教育協働センター

東北大学 災害科学国際研究所

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センター概要

ごあいさつ

佐藤 健
センター長
佐藤 健

 東日本大震災の経験と教訓を踏まえ、学校における防災教育と防災管理のさらなる充実と強化が求められており、その取り組みにあたっては、学校と家庭、地域との連携の強化も必要不可欠になっています。さらには、学校防災と地域防災との融合も重要な課題であり、日本が世界の範となるモデルを示すことが求められているのではないでしょうか。

 このような状況の中、また第3回国連防災世界会議の仙台防災枠組を受け、防災教育に関わる多様なステークホルダーのネットワークを構築し、研究と実務(教育)の距離を縮め、防災教育の普及と高度化の実現に向けてみなさまと一緒になって貢献していきたいと考えております。

 本センターの活動に対するみなさまのご支援とご協力をお願い申し上げます。


桜井 愛子
副センター長
桜井 愛子

 2015年3月、第3回国連防災世界会議が仙台市で開催され、2030年までの今後15年間の国際的な防災枠組を示す戦略である「仙台防災枠組」が採択されました。仙台防災枠組では、災害による教育施設への損害を減少させる、災害後における教育サービスの継続、より良い復興のために復旧・復興期における公教育の重要性などが確認され盛り込まれています。

 東日本大震災から5年目を迎えた今、引き続き大震災被災地における教育復興や学校防災・地域防災の向上に向けた取組みを国際的に発信し共有するとともに、海外における関係機関とのネットワークや連携の拡充を通じた相互の学び合いを促進し、東日本大震災の経験・教訓を踏まえた国際的に展開可能な防災教育モデルの開発を目指して、「仙台防災枠組」へと貢献してまいりたいと考えています。