東北大学 災害科学国際研究所 プロジェクト連携研究センター 防災教育協働センター

東北大学 災害科学国際研究所

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防災教育をテーマに災害科学国際研究所 第35回金曜フォーラムが開催されました

2016年5月20日(金)東北大学災害科学国際研究所棟1F多目的ホールで、「防災教育:実践とその評価」をテーマに第35回金曜フォーラムが開催されました。防災教育に対する災害科学国際研究所の多様た取組みが紹介されました。以下が発表者とタイトルになります。発表要旨はこちらから。

1. 16:30-16:50 (発表20分)
      タイトル:「防災教育が学校教育に定着するために必要なこと」
      話題提供者: 佐藤 健
(情報管理・社会連携部門 災害復興実践学分野)

2. 16:50-17:10 (発表20分)

タイトル:「防災教育の授業設計:外部支援者の視点から学習指導案を考える」
      話題提供者: 桜井 愛子・北浦 早苗
(情報管理・社会連携部門 災害復興実践学分野)

3. 17:10-17:30 (発表20分)
      タイトル:「目線を変えて可能性を探る減災意識啓発教育」
      話題提供者: 保田 真理 (災害リスク研究部門
津波工学研究分野)

4. 17:30-17:50  (発表20分)

タイトル:「減災アクションカードゲームを活用した自分で考える防災教育」
      話題提供者: 久利 美和 (リーディング大学院
グローバル安全学トップリーダー養成プログラム)

5. 17:50-18:20
      質疑応答・総合討論

2016年5月から、2016年度の石巻市での「復興・防災マップづくり」プログラムの新規校での取り組みが開始されました。石巻市教育委員会学校安全推進課とともに、5月10日には鹿又小学校、河南東中学校を佐藤健教授、桜井愛子准教授が、5月18日には和渕小学校を佐藤健教授、桜井愛子准教授、山形大学教職大学院 村山良之教授が訪問し、現在作成中の「復興・防災マップづくり」プログラム実践のための手引(案)をベースに打合せを行いました。手引をもとに、今年度は河南エリアでの地域や各校の実情に応じたマップづくりの展開が期待されます。

 

2016年5月17日、第1回石巻市学校防災推進会議が石巻市役所で開催されました。佐藤健教授、山形大学 村山良之教授、桜井愛子准教授が学識経験者の委員として、2012年度から引き続き参加しています。同会議は、石巻市の学校防災を推進するにあたり、東日本大震災の教訓を活かし、子どもたちの命を守ることを第一の目的とし、これからの学校防災の取組みについて審議を行います。

佐藤健教授は、同会議の委員長に選出されました。当センターで推進する「復興・防災マップづくり」プログラムは、本会議の防災教育ワーキング・グループに位置づけられ、活動を展開しています。