東北大学 災害科学国際研究所 プロジェクト連携研究センター 防災教育協働センター

東北大学 災害科学国際研究所

東北大学 災害科学国際研究所

2017年度

  1. 戸川直希・佐藤翔輔,・杉浦元亮,・今村文彦:災害対応訓練を行うことによる「生きる力」の変化に関する研究,平成28年度土木学会東北支部技術研究発表会講演概要集(CD-ROM),IV-26,2017年3月
  2. 邑本俊亮・杉浦元亮:被災地訪問による課題発見型アクティブラーニングで学生の「生きる力」を育む,第23回大学教育研究フォーラム発表論文集40-41,2017年3月
  3. Sugiura M:“The Power to Live with Disasters: Adaptive Believing Processes of the
    Self and World”,Processes of Believing: The Acquisition, Maintenance, and Change in
    Creditions (Eds: Angel H-F, Oviedo L, Paloutzian RF, Runehov AL,
    Seitz, RJ). Vol. 1. Springer, 2017 (2017.4.25), pp.139-152.

  4. 杉浦元亮:災害を生きる力の8因子:その認知・脳基盤と計測ツール,信学技報1176783-872017年5月
  5. 山崎翔平・影山徹哉,・新国佳祐・浅野竜一・杉浦元亮:問題対応の認知的過程を探る―災害状況の行動実験化―,信学技報1176775-81,2017年5
    • 宇田川真之・三船恒裕・磯打千雅子・黄欣悦・定池祐季・田中淳:平常時の避難行動意図の規定要因について,災害情報,15,53-64,2017年7月
  6. 佐藤翔輔, 杉浦元亮, 邑本俊亮, 今村文彦:被災地大学における「復興」を題材にした科目の実践と事例分析-受講者の事後変化に着目して-日本災害復興学会論文集111-72017年8
  7. 邑本俊亮 :災害時、人は何を思い、どう行動するのか ―パニック神話を検証する―,邑本俊亮・池田まさみ(編)『心理学の神話をめぐって――信じる心と見抜く心――』99-122,誠信書房, 2017年11月

1. 目的

東日本大震災発生当時の緊急対応の最前線における実体験を中心に、震災対応の教訓を改めて学び直すとともに、市町村の災害危機管理、インフラ・ライフライン系企業などに必要な活動遂行能力の向上を図る。

2. 対象者

宮城県内市町村の防災関連担当職員(所属部局不問)、およびインフラ・ライフライン等の企業(東北電力・NTT東日本宮城支店等)の防災担当職員

3. 開催機関

主 催:東北大学災害科学国際研究所・国土交通省東北地方整備局
後 援:宮城県・仙台市
事務局:東北大学災害科学国際研究所・国土交通省東北地方整備局

4. 開催日

平成30年1月23日(火)~24日(水)

5. 会場

東北大学災害科学国際研究所(1階多目的ホール、会議・セミナー室、2階演習室)
(仙台市青葉区荒巻字青葉468-1)
※仙台市営地下鉄東西線青葉山駅下車すぐ

6. 費用

無料(配布資料含む)。
交通費、宿泊費は受講者(または受講者所属機関)負担。

7. 受講申込・申込方法

「3.11からの学び塾の受講希望」と記入の上、希望のコース、所属、肩書、氏名、メールアドレスを添えて、メールもしくはFAXでコース別に申し込んで下さい。

危機管理コース 都市整備コース
東北大学災害科学国際研究所
メール:311manabi@irides.tohoku.ac.jp
FAX:022-752-2105
国土交通省東北地方整備局 企画部企画課 教習係
メール:thr-kyousyuu@mlit.go.jp
FAX:022-221-9890

8. 募集人数

危機管理コース、都市整備コースとも各コース30名程度

9. 研修内容

市町村が行う災害危機管理の基本的な活動項目を横断的に学ぶための共通講義・演習と研修者の所属部局に応じた研修講義・演習を設ける。研修プログラムは以下の通り。

研修プログラム

平成30年1月23日(火)〜24日(水)

危機管理コース 都市整備コース
1日目 10:00~10:20 開会挨拶
国土交通省東北地方整備局 局長 津田修一
東北大学災害科学国際研究所 所長・教授 今村文彦
オリエンテーション(事務局)
10:30~12:00 特別講義「東日本大震災の対応について ~大震災から得た教訓~(仮)」
元東北地方整備局企画部防災課長 熊谷順子
(株)復建技術コンサルタント 事業企画本部 理事
13:00~13:50 【緊急対応①】災害時の初動対応(地震・津波・風水害)(仮)
東北地方整備局
総括防災調整官 一戸 欣也
14:00~14:50 【緊急対応②】災害医療
東北大学災害科学国際研究所
助教 佐々木宏之
【緊急対応②】震災対応
宮城県土木部防災砂防課
課長 鈴木和洋
15:20~16:50 コース別演習
東北大学災害科学国際研究所
助教 定池祐季
コース別演習
東北大学災害科学国際研究所
准教授 平野勝也
16:50~17:00 1日目振り返り・アンケート実施
2日目 10:00~10:50 【予防①】地域防災計画・災害ロジスティクス
東北大学災害科学国際研究所
教授 奥村 誠
【復旧復興①】仮設住宅・復興住宅
東北大学災害科学国際研究所
教授 岩田 司
11:00~11:50 【予防②】災害法制・業務継続計画
東北大学災害科学国際研究所
教授 丸谷浩明
【復旧復興②】復興まちづくり(仮)
東北地方整備局 建政部
都市調整官 鈴木 武彦
13:00~14:30 災害対策本部設置演習 東北大学災害科学国際研究所 教授 丸谷浩明、助手 安倍 祥
14:30~15:00 2日目振り返り・アンケート実施・受講証授与・閉会挨拶(主催者)

1.目的

宮城県教育委員会では東日本大震災の厳しい教訓を踏まえ,各学校園における防災教育の充実を図ると共に防災管理体制の整備を進めており,指導教材として防災教育副読本を作成・配布するとともに,その活用について推進協力校で研究開発を行っている。さらに,防犯を含む生活安全教育や交通安全教育についてもその重要性を認識し,児童生徒の安全・安心を守るための教職員研修等一層の充実を図ることとしている。

また,東北大学災害科学国際研究所においては第3回国連防災世界会議をきっかけに防災教育国際協働センターを設置し,防災教育日本連絡会や日本安全教育学会をはじめとした国内外のネットワーク構築,学際研究,人材育成を推進している。

震災から6年が経過した今,国連防災世界会議で採択された仙台宣言の実現に向け国際的な視野に立って,これまでの取組や活動について広く国内外に発信すると共に,研究機関や教育実践機関等が互いの取組について理解を深め,課題解決に向けた協議を行い,今後の防災教育を含む安全教育,安全体制の発展に資する。

2.主催

宮城県教育委員会 東北大学災害科学国際研究所防災教育国際協働センター

3.共催

岩沼市教育委員会

4.後援(前回実績・申請中を含む)

青森県教育委員会,岩手県教育委員会,福島県教育委員会,防災教育日本連絡会,日本安全教育学会,全国学校安全教育研究会,東京都学校安全教育研究会,学校安全教育研究所,大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター,宮城教育大学附属防災教育未来づくり総合研究センター,東北工業大学,東北地理学会

5.日時

平成29年11月24日(金) 9時45分開会(9:00受付)

6.会場

岩沼市民会館(岩沼市里の杜一丁目2-45 電話:0223-23-3450)
マップを見る(PDF)

7.参加対象

(1)教職員(安全担当主幹教諭,防災主任,養護教諭等)
(2)市町村教育委員会・教育事務所の学校安全担当者
(3)学校のPTA会員
(4)大学等の研究機関関係者
(5)その他の安全教育及び防災教育関係者 等

8.日程及び内容

総合司会:定池 祐季(東北大学災害科学国際研究所)

9:45 開会 (9:00 受付開始)
9:45~10:00 【開会行事】
あいさつ:
髙橋 仁(宮城県教育委員会・教育長)
百井 崇(岩沼市教育委員会・教育長)
佐藤 健(東北大学災害科学国際研究所教授,防災教育国際協働センター長)
10:00~11:00 【特別講演】
「自然災害に対応する地域と連携した防災教育・防災体制の構築」(仮)
河田 惠昭 (関西大学社会安全研究センター長・特別任命教授)
11:10~12:00 「フィリピン国タクロバン市におけるスーパー台風ハイエンからの教育復興と課題」
テルマ・C・クィタリィグ(タクロバン市教育局長)
通訳:東洋英和女学院大学 准教授 桜井 愛子
12:00~13:00 昼食・休憩・展示発表
13:00~14:30

全体会
パネルディスカッション第1部【震災の教訓を生かして】

パネリスト:
青森県八戸市立多賀小学校      教諭     石井 利正(実践発表)
宮城県東松島市立矢本第二中学校   主幹教諭   鈴木 国也(実践発表)
福島県立小高産業技術高等学校    校長     鈴木  稔(実践発表)
熊本県益城町立飯野小学校      校長     柴田 敏博(実践発表)
宮城教育大学            特任教授   堀越 清治
ファシリテーター:宮城教育大学   准教授    小田 隆史

14:30~14:45 休憩
14:45~16:00

全体会
パネルディスカッション第2部【これからの災害に備えて】

パネリスト:
岩手県立一関清明支援学校     教諭     小原 光枝(実践発表)
宮城県南三陸町立志津川中学校   養護教諭   佐藤  幸(実践発表)
高知県立須崎高等学校       校長     秋森  学(実践発表)
東北工業大学           教授     小川 和久
ファシリテーター:東北大学    教授     佐藤  健

16:00~16:15 【閉会行事】
講  評:吉門 直子(文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課 安全教育調査官)
あいさつ:松本 文弘(宮城県教育庁スポーツ健康課 課長)
16:20 閉会,解散

9.参加申込

(1)宮城県内の学校関係者(教職員,市町村教育委員会, PTA会員,教育事務所)の参加者
○市町村立学校(幼稚園含む)及び市町村教育委員会,PTA会員の参加者については,別紙参加申込書を各市町村教育委員会が取りまとめのうえ,宮城県教育庁スポーツ健康課あて電子メールにて送付してください。
○県立及び国立,私立学校,教育事務所の参加者については,別紙参加申込書に記入のうえ,宮城県教育庁スポーツ健康課あて電子メールにて直接送付してください。

(2)宮城県外の学校関係者及び大学等関係者(宮城県外の教職員,学校関係者大学等研究機関関係者,安全教育及び防災教育関係者等)の参加者
○「東北大学災害科学国際研究所防災教育国際協働センター」HPより直接申し込みください。

(3)申込締切日

 平成29年11月1日(水)まで

▼学校関係者申し込み先及び問い合わせ先▼
〒980-8423 仙台市青葉区本町三丁目8-1
宮城県教育庁スポーツ健康課 学校安全体育班 千葉 貴浩 宛
TEL:022-211-3667  FAX:022-211-3796
電子メール:supokenga@pref.miyagi.lg.jp

▼大学等関係者問い合わせ先▼
〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1-S304
東北大学災害科学国際研究所・教授、防災教育国際協働センター・センター長 佐藤 健 宛
TEL:022-752-2106  FAX:022-752-2105
電子メール:tsato@irides.tohoku.ac.jp

10.その他

(1)昼食について
弁当(幕の内弁当・お茶付き600円)を注文する場合には,以下の申込フォーム中の「お弁当ご注文」にチェックを入れてください。
当日,申込フォームの確認画面のプリントアウトをお持ちいただき,弁当を御購入ください。

(2)展示発表について
昼食・休憩(12:00~13:00)の時間に各学校での安全教育・防災教育に役立つ教材や資料等を関係機関がブースにより展示発表しますので御覧ください。

(3)交通手段(駐車場の利用)について
お車でお越しの場合は,指定の駐車場を御利用願います。

(4)その他
申込フォームに入力された個人情報については,本フォーラムに関する業務以外には使用いたしません。

お申込

申込期限 平成29年11月1日(水)